今月初めに東京で講座を受けてきました。
それは患者さんとその家族や医療関係者がチームになって対話することに
よって、投薬なしで統合失調症から回復するという治療的取り組みでした。
（いくつかのルールはあります。ex.いかなる決定も本人抜きではなされない
・今この瞬間を大切にするなど）
特徴は「治療が目的ではなく、対話が目的。チームで対話を繰り返すことに
よって他人の話を聴き、また自分自身の話を聴くことにもなる。しかし一番
大切なのは、どのように一人の人間として理解され、尊重されるかという
こと」という点にあります。
私が思い描いたイメージは、複雑にからまりあった糸のかたまりを、
対話によって解きほぐしていくと、ずっと奥底に小さな健康のカケラがあって、
それを見つけてチームの皆でわかちあえたとき、患者さんに変化がみられ、
本当の自分自身を取り戻すような感じでした。
薬に頼らず、人のチカラで回復していくって本当にすごいことですね。
人のチカラってすごいなぁ…となんだかとっても勇気づけられました。
わかちあってそれを味わう。
今までも心がけてきたことですが、より丁寧に味わいたいと思いました。
＠にぃにぃ
